FIT期間が終わったらどうなる?卒FIT後に必要な手続きを解説

太陽光発電を導入してFIT制度を利用している方の中には、

  • 「FIT期間が終わったら売電はできなくなるの?」
  • 「何か手続きが必要?」
  • 「卒FITってよく聞くけど何?」
  • 「そのまま放置しても大丈夫?」

と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

FIT制度は、国が一定期間・一定価格で電気を買い取る制度です。

そのため、買取期間が終了すると「卒FIT」と呼ばれる状態になります。

卒FITになったからといって太陽光発電が使えなくなるわけではありませんが、売電方法や契約内容を見直す必要があります。

この記事では、卒FITの仕組みや必要となる手続きについて分かりやすく解説します。

目次

卒FITとは?

卒FITとは、

固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した状態

をいいます。

住宅用太陽光発電(10kW未満)の場合、

一般的には10年間の買取期間が設定されています。

この期間が終了すると、

国が定めた固定価格での売電は終了します。

卒FITになったら売電できなくなる?

結論からいうと、

売電自体は可能です。

ただし、

FIT制度による固定価格での売電ではなく、

電力会社などが提示する価格で売電することになります。

つまり、

「売電できなくなる」

のではなく、

売電のルールが変わる

というイメージです。

卒FIT後の選択肢

卒FIT後は、主に次のような選択肢があります。

① 引き続き売電する

多くの電力会社では、

卒FIT向けの買取プランを用意しています。

ただし、

FIT期間中より買取価格は低くなることが一般的です。

どの会社へ売電するかは、

契約内容を比較して決めることができます。

② 自家消費を中心にする

近年は、

発電した電気を自宅で使う

「自家消費」

を選ぶ方も増えています。

電気料金の高騰もあり、

売電するより、

購入する電気を減らす方がメリットが大きいケースもあります。

③ 蓄電池を導入する

卒FITをきっかけに、

蓄電池を設置する方も増えています。

昼間に発電した電気を蓄電池へため、

夜間に利用することで、

電力会社から購入する電気を減らすことができます。

自治体によっては、

蓄電池の補助制度が利用できる場合もあります。

卒FITになったら行政への手続きは必要?

卒FITになるだけで、

新たな認定申請などが必要になるわけではありません。

ただし、

売電先を変更する場合や認定内容を変更する場合には、

届出が必要になるケースがあります。

例えば、

  • 認定事業者の変更
  • 設備内容の変更
  • 売電契約に関する変更

などは、

通常どおり変更手続きが必要です。

卒FIT事前変更届出とは?

資源エネルギー庁では、

調達期間終了後の設備について、

「卒FIT事前変更届出」

という手続きが設けられています。

これは、

卒FIT後の契約内容など、

一定の事項を変更する場合に利用する届出です。

通常の変更認定申請とは異なり、

卒FIT専用の届出制度となっています。

卒FIT事前変更届出が必要になるケース

例えば、

卒FIT後に

  • 売電先を変更する
  • 契約内容を変更する

など、

届出が必要となる事項があります。

なお、

卒FIT事前変更届出では、

通常の変更届出とは異なり、

添付書類が不要となるケースもあります。

ただし、

行政書士へ依頼するなど代行申請の場合には、

委任状や印鑑証明書が必要になります。

卒FIT後でも名義変更はできる?

もちろん可能です。

例えば、

  • 相続
  • 売買
  • 法人名変更
  • 住所変更

などがあれば、

卒FIT後でも変更手続きが必要になります。

FIT期間が終了したからといって、

認定情報を変更しなくてよいわけではありません。

卒FIT後でも設備変更には注意

卒FIT後でも、

設備内容を変更する場合には、

変更手続きが必要になることがあります。

例えば、

  • パワーコンディショナー交換
  • パネル交換
  • 出力変更

などです。

卒FITだから自由に設備を変更できるわけではありません。

変更内容によっては届出が必要になるため、

工事前に確認することをおすすめします。

卒FITになったら補助金を利用できる?

自治体によっては、

蓄電池や自家消費型設備に対する補助制度があります。

近年は、

売電よりも

「自家消費」

を促進する補助制度が増えています。

卒FITをきっかけに、

蓄電池やV2Hを導入する方も少なくありません。

補助制度は年度ごとに変わるため、

最新情報を確認しましょう。

まとめ

卒FITとは、

FIT制度による固定価格での買取期間が終了した状態です。

卒FIT後は、

  • 卒FIT向け売電へ切り替える
  • 自家消費を中心にする
  • 蓄電池を導入する

など、さまざまな選択肢があります。

また、

FIT期間が終了しても、

住所変更や名義変更、設備変更などがあれば、

必要な変更手続きを行わなければなりません。

当事務所では、香川県を中心に四国全域で、

  • FIT認定申請
  • 卒FIT後の各種変更手続き
  • 名義変更
  • 相続
  • 事業譲渡
  • 変更認定申請・変更届出

など、太陽光発電に関する各種手続きをサポートしております。

卒FITを迎えた方や、「この変更は手続きが必要なのか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

「申請が不安…」「時間がない…」そんな方へ。
当事務所では、

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