太陽光発電のパワーコンディショナー(PCS)を交換したらFIT手続きは必要?変更認定・変更届出を解説

太陽光発電設備を長年運用していると、故障や寿命によってパワーコンディショナー(PCS)の交換が必要になることがあります。

しかし、

  • 「交換するだけなら手続きはいらない?」
  • 「FIT認定はそのままで大丈夫?」
  • 「売電価格は変わらない?」
  • 「行政への届出は必要?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、PCSを交換した場合でも、FIT・FIP制度では変更手続きが必要になるケースがあります。

交換内容によっては、

  • 変更認定申請
  • 事前変更届出
  • 手続き不要

のいずれかとなるため、自己判断で交換を進めるのは注意が必要です。

この記事では、パワーコンディショナー交換時に必要となるFIT手続きについて分かりやすく解説します。

目次

パワーコンディショナー(PCS)とは?

パワーコンディショナー(PCS)は、

太陽光パネルで発電した直流電気を交流電気へ変換する設備です。

家庭や事業所で電気を使用したり、電力会社へ売電したりするためには欠かせない設備です。

一般的な寿命は10~15年程度といわれており、

FIT期間中に交換が必要になるケースも少なくありません。

PCSを交換するとFIT手続きは必要?

結論からいうと、

交換内容によって異なります。

すべての交換で変更認定申請が必要になるわけではありません。

一方で、

交換内容によっては行政への届出や変更認定が必要になります。

手続き不要となるケース

例えば、

故障したPCSを

  • 同一メーカー
  • 同一型式
  • 同等性能

の機器へ交換する場合は、

FIT上の変更手続きが不要となるケースがあります。

単なる修理や性能が変わらない交換であれば、

認定内容へ影響しないためです。

変更手続きが必要になるケース

一方で、

次のようなケースでは、

変更認定申請や変更届出が必要になる可能性があります。

PCSの型式が変わる

メーカー変更

型番変更

容量変更

PCSの出力が変わる

出力アップ

出力ダウン

複数台構成への変更

発電設備全体へ影響する変更

パネル枚数変更

パネル容量変更

認定出力変更

接続方法変更

蓄電池追加

このような変更では、

PCSだけでなく

設備全体の認定内容が変わるため、

変更認定申請になるケースがあります。

PCS交換で売電価格は変わる?

一番気になるのがここでしょう。

結論として、

PCSを交換しただけで売電価格が変わるとは限りません。

しかし、

交換内容によっては

調達価格・基準価格が変更される可能性があります。

例えば、

  • 認定出力変更
  • 接続契約の主要事項変更
  • パネル容量変更

などを伴う場合は、

価格変更の対象になる可能性があります。

そのため、

交換前に変更内容を整理することが重要です。

メーカーから交換を勧められた場合でも注意

PCSの故障時は、

施工会社やメーカーから

「新しいPCSへ交換しましょう」

と提案されることがあります。

しかし、

そのまま交換してしまうと、

FIT認定内容と実際の設備内容が一致しなくなることがあります。

行政手続きが必要かどうかは、

施工会社ではなく

認定制度のルールで判断されます。

工事を依頼する前に、

変更手続きが必要か確認することをおすすめします。

PCS交換前に確認したいポイント

交換前には、

次の内容を確認しましょう。

  • 現在のPCS型式
  • 新しいPCS型式
  • 出力が変わるか
  • メーカーが変わるか
  • パネルも交換する予定があるか
  • 接続契約へ影響があるか
  • FIT認定内容と一致するか

この内容によって、

必要となる手続きが変わります。

交換後では遅いケースもある

変更認定申請が必要な内容だった場合、

交換後に申請すればよいとは限りません。

変更認定申請は、

変更前に申請が必要

となるケースがあります。

そのため、

設備を発注する前、

工事日程を決める前に確認しておくことが重要です。

行政書士へ相談するメリット

PCS交換は、

電気工事だけでは終わりません。

交換内容によっては、

FIT制度上の変更手続きも必要になります。

当事務所では、

  • 手続きが必要かどうかの判断
  • 変更認定申請
  • 事前変更届出
  • 事後変更届出
  • 必要書類の作成
  • 電子申請

まで対応しております。

施工会社様からのご相談も歓迎しております。

まとめ

パワーコンディショナーは、

FIT期間中でも交換が必要になる設備です。

しかし、

交換内容によっては、

行政への変更手続きが必要になります。

特に、

  • 出力変更
  • 型式変更
  • パネル変更
  • 蓄電池追加

などを伴う場合は、

変更認定申請や変更届出の対象となる可能性があります。

「故障したから交換するだけ」と考えず、

工事前にFIT制度上の手続きが必要か確認することが重要です。

当事務所では、香川県を中心に四国全域で、太陽光発電の変更認定申請や各種変更届出をサポートしております。

パワーコンディショナーの交換をご検討中の方、施工会社様でFIT手続きについてお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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