太陽光発電事業を始めるにあたり、必ず必要になるのが
FIT認定(事業計画認定)の申請手続きです。
しかし実際には、
- 「どこに申請するの?」
- 「何を準備すればいいの?」
- 「香川県だと何か違いがあるの?」
といった疑問で手が止まるケースが非常に多いのが現実です。
この記事では、香川県で太陽光発電を検討している方向けに、
FIT認定申請の流れと実務上のポイントを、行政書士の視点からわかりやすく解説します。
FIT認定申請とは?(香川県でも全国共通の制度)
FIT制度を利用するには、経済産業省に対して
「再生可能エネルギー発電事業計画認定」
を受ける必要があります。
この認定を受けることで、
- 固定価格での売電
- 一定期間の買取保証
が可能になります。
申請に必要な書類(10kW未満の場合)
住宅用太陽光発電(一般的に10kW未満)のFIT認定申請では、以下の書類を準備する必要があります。
■ ① 土地の取得を証する書類
設置場所が屋根ではなく、地面に設置する「野立て」の場合は必須となります。
- 自己所有地の場合
- 土地の登記謄本
- 他人所有地の場合
- 土地の登記簿謄本
+以下のいずれか - 賃貸借契約書
- 地上権設定契約書
- 権利者の証明書
- 土地の登記簿謄本
■ ② 建物所有者の同意書(屋根設置の場合)
屋根上に太陽光発電設備を設置する場合に必要となります。
- 自己所有建物の場合
以下のいずれか- 建物の登記謄本
- 土地の登記謄本
- 建築確認済証+売買契約書または請負契約書
- 他人所有建物の場合
以下のいずれか- 建物の登記簿謄本+所有者の同意書
- 建築確認済証+所有者の同意書
■ ③ 構造図・配線図
標準仕様と異なる設備構成の場合に提出が求められます。
小規模案件では省略されることもありますが、設計内容によっては提出必須になるため注意
■ ④ 接続の同意を証する書類(最重要)
電力会社との接続契約に関する書類です。
香川県の場合は主に
四国電力
との契約になります。
■ ⑤ 委任状・印鑑証明(代行申請の場合)
行政書士などに申請を依頼する場合に必要です。
- 委任状
なお、報酬を得て申請書類を作成できるのは行政書士のみです
太陽光FIT認定申請の流れ(香川県版)
STEP1:事前準備
申請の前に、以下の準備を行います。
- 設置場所の確保(土地・建物)
- 電力会社との接続検討
- 必要な許認可の確認(農地転用など)
香川県で特に重要なポイント
- 農地 → 農地転用が必要
- 山林 → 開発許可の可能性あり
- 地域によって条例対応あり
STEP2:電力会社との接続同意の取得
香川県の場合は主に
四国電力
との接続契約が必要です。
- 接続検討申込み
- 負担金の提示
- 同意書の取得
STEP3:電子申請の準備(アカウント取得)
FIT申請は電子申請が原則です。
- 再エネ電子申請システム登録
STEP4:申請情報の入力・書類提出
ここで初めて「申請」になります。
- 事業計画入力
- 添付書類アップロード
- 申請登録
STEP5:事業者の承諾(代行申請の場合)
- 事業者に確認メールが届く
- 承諾 → 審査開始
STEP6:審査・認定
- 約1〜3ヶ月で審査
- 認定通知書の発行
不備があると大幅に遅れます
申請期限(2026年度)
- 10kW未満:2027年1月頃
- 10kW以上:2026年12月頃
期限ギリギリは危険
理由:
- 接続同意が遅れる
- 書類不備で差し戻し
まとめ
太陽光発電のFIT申請は全国共通の制度です。
申請において香川県においても他県と大きく変わりませんが、四国電力との契約手続きは早めに済ませる必要があります。
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